さて今回はナイフメイキング用に卓上ボール盤を買ってみたお話です。実際に買ったモデルや、使い勝手についても紹介していきます。
卓上ボール盤を買った理由
まずは卓上ボール盤を買った理由なんですが、それは単純です。
手動だと鋼材に穴を開けるのがあまりにも大変だからです。
私はどうしてもナイフ作りがしたくて、アパートの一室で低予算で始めました。そんなわけで最初はノコギリとヤスリしか工具が無い状態でした。
そのあとハンドドリルを追加で買いました。
ハンドドリルでも鋼材に穴を開けることは可能です。可能なんですが、ものすごく時間が掛かります。
さらに垂直にきちんと開けるのはほぼ無理です。高確率でぶれます。
そんな状況だったので、ついにボール盤に手を伸ばしてしまいました(笑)
心配なのは音と振動だった
とはいえですよ、賃貸アパートの一室でやってますのでいろいろと不安はありました。
それが振動と音ですね。あんまり騒音を出してると苦情が来てアパートを追い出されかねないので(汗)
あとは部屋が狭いので、保管場所の問題もあります。あんまりでかいと部屋を占領されてしまいます。
そんなこんなでいろいろと考えて選んだのが、高儀EARTH MANのミニボール盤BB-100Aです。
かなりコンパクトなサイズで、あまり場所もとりません。
ボール盤を使ってみた感想
まずアパート民にとって一番重要な音と振動についてです。
振動についてはほぼ問題ないです。ゼロとは言えませんが、かなり少ないです。
音についてもかなり静かです。ドライヤーや掃除機よりも圧倒的に静かです。やったぜ!
そして肝心の穴を開ける能力ですが、5mm厚の鋼材に3mmの穴を開けるくらいなら楽勝です。
私にとっては感動の体験でした。ハンドドリルで1~2時間かかっていた穴があっという間に開いた!みたいな(笑)
ここまではいいことだらけなんですが、問題もありました。
まず6mmの穴くらいからちょっと怪しくなってきます。パワー不足だと思われます。切れ味のいいドリルを使っていれば6mmまではなんとかいけますが、それ以上はたぶんきつそうです。
あとはバイスが付属しているのですが、ちょっと使いずらいですね。ひとつ穴を開けた後に、次の位置にポジションを移動させるのがけっこう手間です。
それ以外は私は特に問題を感じませんでした。
ネットのレビューなどを見ていると、精度がいまいちとかそういう声もあります。私も注文する前はそれを見て不安になって結構悩みましたよ(笑)
しかし結果的に買ってみてよかったです。かなり満足してますよ。これからどんどん作っていくぞ!
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