今回の記事はタイトルの通りです。私もナイフ作りを始める前は結構気になってたことです。
いきなり結論
結論から言うと鉄工用とかステンレス用とか書いてあるものなら可能です。ヤスリとかノコギリもそうですし、ドリルでももちろんいけます。
実際のところ私も近所のホームセンターで買ってきたものをよく使っています。
ナイフ用の鋼材ってものすごく特殊で固そうなイメージがありますよね?少なくとも私はそういうイメージを持っていました。
ただ熱処理前の鋼材なら意外と加工できるもんですね。
ただし、加工が簡単とは言えません。可能か不可能か問われたら、可能です。
しかし可能なだけでかなり大変です。とにかく固いので、超絶に時間と労力がかかります。季節によっては汗だく&筋肉痛になります(笑)
ちなみに熱処理後の鋼材でも、ダイヤモンドヤスリならなんとか削れます。しかし深めのキズが入りやすいです。ダイヤモンドパワーで深く削れるのでしょうか?
そんなわけでキズが残りやすくて、磨く時にえらいことになります。
高い工具は何が違うのか?
ナイフ系の専門店だと、かなりお高いヤスリなども売っていますよね。普通のホームセンターの品となにが違うのでしょうか?
私もちょっと奮発して高いヤスリを2種類(平と半丸)を買ってみました。
実際に使ってみるとわかりますが、削るスピードが違いますね。やはりいい工具だと早く削れます。
とは言っても手動なので大変なんですが(笑)
やはり一般的に言われているように工具の値段と品質は比例しますね。
予算があるなら電動工具がおすすめ、最低限の予算でも気合次第でいける
さていろいろと書いてきてあれなんですが、予算があるなら電動工具を買った方がいいと思います。
やはり効率が違います。ホントに全然違います。
手動だと本当に時間が掛かります。厚さにもよりますが、ノコギリで鋼材を50mm切るのに30分以上とか平気でかかったりします。
ハンドドリルで厚めの鋼材に穴を開けるのはトラウマ級に大変です。普通の卓上ボール盤でいいので購入しましょう。手動で穴あけは特におすすめできません(笑)
ノコギリとドリルに比べたら、ヤスリは比較的手動でもいけると思います。
しかし電動工具はいろいろと高いんですよね。趣味でやっているのでそんなに予算が用意できないわけですよ。私も電動工具がもっと欲しいですもん(泣)
しかしたとえ予算が最低限しかなくても、気合があればなんとかできるもんです。
私も最初は近所のホームセンターで調達した手動工具のみでやりました。1年位かけて1本作りましたよ。
自分で実際にやってみて思たんですが、昔のさまざまな分野の職人たちは偉大ですよね。電動工具自体がない時代に、とてつもなく精巧な作品を残しているわけですから。
今回のまとめ
- ホームセンターの普通の工具でも加工は十分可能
- 高い工具の方が作業効率はいい
- 予算があるなら電動工具がオススメ
- 予算が少ないなら気合でカバー、現代人の底力を見せつけろ(笑)
さて今回はこのへんで。また次回の記事でお会いしましょう!
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